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中学生〜社会人まで。なんの変哲もない凡オタクの雑記

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この前呟いたやつですがどうしても潰れるのが我慢ならなかった&あぷろだはアテにならないということでブログに乗っけてしまうという手段を思いつきました。サムネクリックすれば原寸大の画像をみることができるはずです
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つい先日、武者小路実篤著の「友情」と「愛と死」を読んだので簡単に感想を。


「友情」の感想

真に恥ずかしながらこれまでの人生で失恋したことしかない私のような人間からすると、主人公野島の、恋をした女性杉子に対する一方的かつ独占欲的な恋愛感情にはなるほどなーと感じる部分は多々ありました。いかにも恋愛経験のない野郎の突っ走った思考の羅列が物語中のところどころで垣間見られるのですが、初心な男なら誰でも恋をした相手に対して一度はこういう感情を持つんじゃないかなと思いました。
ほんのささいな交流であっても、例えば杉子と一言話せたりするだけで心躍らせる野島の描写なんかは実に初々しさがあります。23歳って年齢設定なんですがいやいや思春期の中学生かよと突っ込みたくなる場面が本当に多々ありました。
作品中において杉子が野島に惚れそうな場面ってのが結局一回も無いんですが、それでも野島はなるべく自分の都合のいいように解釈して杉子も自分に気が有るんじゃないかと考えます。その辺がまたいかにも失恋するとき特有の感じで、読み進めながら苦笑が漏れまくってました。

友人である大西がまた完璧超人で、常に野島の味方であり続けるんです。大西は杉子に対して必死に野島を立てまくるし、惚れられないために杉子に対してずっと冷たい態度で対応するし、野島のために杉子に惚れられたくないと思って外国に行っちゃう。外国に飛んだ大西に対してそれでも好きの一心でひたすら手紙で押しまくってくる杉子に対して大西も最終的には杉子に最初から気があったと白状するんですが、ここまで読み進めた時点で野島を裏切ったとか薄情なやつだとは微塵も感じませんでしたし、ここまで友人のために行動できる完璧キャラなら杉子が惚れるのも道理だと思わされるという(笑)

野島が惚れた杉子という女性は物語中での内面描写というものが終盤までまったくありませんでした。中盤までは周りの男達からちやほやされてたり、友人の女性と仲良くしてたりという行動的な描写しかされず、大西に送りまくる手紙の中でようやく人物像がはっきり分かるののですが、それがまた作中での野島の一方的な目線からの杉子への感情というものを印象づけるのに良い味を出しているのかなと感じました。その手紙の中で野島に対する感情がやっと分かるのですが、大西が大好きでそれ以外はどうでもいいとか、野島に惚れるなんてことだけは絶対にありえないという野島が見たら泡吹いて倒れるようなもの。哀れ野島。

野島がどうにも不憫な話だったせいか、巻頭に著者の激励とも慰めともいうような文章が書かれてあります。一度読み終わってからまたその巻頭の文章を読むとなるほどなーと思わされること請け合いかなと(笑)

そろそろ100年近くも前になる作品でありながらも古臭さは全く感じられなくてめちゃくちゃ読みやすかったのはほんとすごかったです(こなみ
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5月末に仕事辞めました。それから求職中でしたがそろそろ決着つきそうかも?
ダメダメなこと自覚しつつものんびり毎日過ごさせて貰ってました。小言ぐちぐち言いつつもほとんど自由にさせてくれる親には本当に感謝しています。
都合が良ければアニサマ2日目と幕張のライブには行けそうです。心の底からめっちゃ行きたいけどまだどうなるかはなんとも…

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